新型コロナウイルス感染拡大の影響で大きなイベントが中止となっている中、観光地の飫肥（おび）と日南市内を活気づけるために「飫肥城朝市」が開催。
城下町飫肥まちづくり協議会が、しし汁や地元で採れた野菜などを格安で販売。このほか、うどんや弁当、和菓子、雑貨など市内から１１店舗が出店。
地元の買い物客は「新聞や回覧板を見て初めて来ました。朝から賑わっている雰囲気が良いですね。大根が2本で100円は安かった」と笑顔。
城下町飫肥まちづくり協議会の会長・服部武彦さん（73歳）は「春と夏に開催の計画をしていたがコロナの影響で中止となって1年ぶり2回目の開催となった。こういう状況で出店者が若干減りましたが、何かを企てないと地域の活性化にならないので良い機会になった。椅子を置かずテーブルだけにしたりと密にならないように工夫。検温と消毒で感染症予防対策に協力してもらって良かった」と話していました。
次回「飫肥城朝市」は来年春に予定。
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