野中金右衛門木材市が開催(記事)


写真提供:日南製材事業協同組合

 日南市の特産材である「飫肥杉(おびすぎ)」の植林を進め、普及に貢献した旧飫肥藩の藩士・野中金右衛門(のなか・きんえもん)の功績を讃えた木材市が2月19日に開かれました。

 日南市北郷町にある日南製材事業協同組合の敷地には、飫肥杉の丸太6000立方メートル分が集められました。 はえ積みになった飫肥杉は日南市内から80%・市外から20%分があり、樹齢45年から80年程で、長さ別で35種類に分けてあります。

 県内からおよそ50人の木材業者が買い付けに来て、買い入れ価格を書いて落札していました。 今年は新型コロナウイルス対策もあり県外から入札価格を郵送で送る業者もいました。

 組合によりますと、今年の落札価格は1立方メートルあたりおよそ1万500円と、例年並みということです。 日南製材事業協同組合の担当者は「国内での住宅着工数が減る中、輸出は増えてきている。今後の木材需要が変わることに少し懸念をしています」とコメント。

 宮崎県産の杉は29連続生産量が日本一で、国内外に向けた消費拡大の取り組みを進めて、木材の需要拡大を図りたいとしています。


写真提供:日南製材事業協同組合

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