歴史と現代アートが楽しめる「DENKEN WEEK(デンケンウィーク)」が日南市の飫肥(おび)城下町で開かれています。 1977年に飫肥は国の重要伝統的建造物群保存地区として九州で第1号に選定されました。
海外と県内外のアーティストによる作品が伝統的な建物の展示空間を活かしたインスタレーションや絵画など8ヵ所の武家屋敷やギャラリーで観ることができます。
△張祐齢「野生のタンポポ」
△胡晴雯による花蓮の海と山をイメージした作品
今回初めて台湾人アーティストによる作品も展示。
▽張祐齢(チャンユーリン)さんは「観客がこれをぐるっとまわって見て、台湾の山と海に囲まれているイメージを感じ取っていただけたら」
▽胡晴雯(フーチンウェン)さん「歴史ある文化建築が好きで飫肥で作品を展示しました。東洋の伝統的な素材である墨や銀箔などを使い光を対象とした作品となっています」とコメント。
▽宮崎市から訪れた70代夫婦は「昔の建物に現代アートがあって、なんだか不思議な感じがして良いですね」と話していました。
今回は台湾とのコラボレーションで、虎人形と正月飾りを作るワークショップや、台湾グルメやスイーツの屋台、台湾雑貨やレトロなゲームなどが楽しめます(11/4-11/5のみ)。
このほか、約100年前に日本統治時代の台湾に渡った1人の宮崎出身の画家を追いかけたドキュメンタリー映画「塩月桃甫」の上映(11/5のみ)や、藩校振徳堂でエコバッグに絵を描く体験(11/11)などが行われます。
いつもと違った飫肥城下町が楽しめる「DENKEN WEEK」は、11月3日(金)〜12日(日)まで開催され、期間中は飫肥の有料観光施設の入館料は無料となっています。
お問い合わせ
飫肥城下文化財を活用した観光まちづくり事業協議会
tel.0987-31-1128 (平日9:00〜17:00)
日南の特産品がネットショップで買えます!
日南テレビショップ(Yahoo!ショッピング)
日南に関する情報募集
日南テレビ! は、あなたが知っている情報を募集しています。どしどしこちらまでお知らせしてくださいね。
コメントを書く