議会では異例 任期最後に市長あいさつで涙

議会では異例 任期最後に市長あいさつで涙


 日南市議会本会議最終日の3月18日、崎田恭平市長が議員に対してあいさつをしました。

 崎田日南市長は「議員数が30から19人へと減り、若い議員が増えて幅広い年齢層となった。一般質問を一問一答方式へと市長からお願いするなど、この8年間で市議会は大きく様変わりした。全国的にあまり例のない既成概念にとらわれない提案ができ、議員のみなさんには感謝しています」などと伝えました。

 これまでの政策を振り返る中、官製談合事件で逮捕・起訴されている「田中利郎前副市長が隣りにいないのは残念。任命責任を問う問責決議案が可決されたことに関しても残念に思う」などと約15分にわたりあいさつ。

 退任後も日南市内へ住み続け、公職に就くか就かないかは未定。地方創生スペシャリストへの道に進みたいとの意向で、全国の自治体や企業などから講演の依頼が入っているとのこと。

 退任する市長がこうして議会であいさつをしたことは過去にないという。 2021年度の日南市議会は6月21日に本会議が開会。

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