たったひとりの卒業生 小規模校での卒業式

たったひとりの卒業生 小規模校での卒業式


 巣立ちの春です。 日南市内の小学校では卒業式が3月25日に行われました。  このうち4年連続でたったひとりの卒業生による卒業式が、大窪小学校でありました。

 1年生2人、2年生3人、4年生から6年生ひとりずつの全校児童は8人。 新型コロナウイルス感染症対策で保護者、来賓を最少人数にしての卒業式です。 卒業証書が手渡され田中夢さんがあいさつをしたあと、在校生がお別れの言葉を述べました。

 鳥原秀樹校長「大窪小学校で学んだ、自分しかいないと覚悟の気持ちで目標に向かって挑戦していってください」とはなむけの言葉を贈りました。

 卒業式を終えて・田中夢さん「最初は心細かったです。みんなと仲良くなって今はみんなが大好きです。人数が少ない学校から急に多い学校に行って戸惑いや少し不安もあるけれど、きちんと中学生として頑張りたい」と話していました。

 保護者の田中洋平さん・紀好さん「ひとりだけということで責任をもって、いろんなことにあたっていたので成長したと思います。人数が少ないからこそ出来ることもあり、みんな仲良く学校生活を楽しんでいたと思いますので良かった」とコメント。

 コロナ禍ということで歌は静聴で今年も寂しい卒業式となりましたが、小規模校の強みを活かした大窪小学校の卒業式でした。 4月は新入生の入学はありませんが、6年生ひとりが大窪小学校へ転入してくる予定です。

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