日南市が公認するご当地グルメに「日南一本釣りカツオ炙り重」が第１号として認定されたことで、髙橋日南市長から日南一本釣りカツオ料理推進協議会の谷村勝徳会長へ認定証が授与されました。
めいつ漁民センターで行われた認定式には関係者をはじめ参加店舗の従業員、日南市南郷町出身のお笑い芸人で日本農業遺産「日南かつお一本釣り漁業」アンバサダーとしても活動するチキンナンゴーの山下翔大さんとぶぎーさんも参加して認定第１号を祝福しました。
日南一本釣りカツオ炙り重は２０１０年５月に誕生。近海カツオ一本釣り漁獲量２７年連続日本一で知られる日南市内で水揚げされた新鮮なカツオを炙って食べるご当地グルメ。現在、日南市内と東京合わせて１０店舗で提供しており、２０２１年４月現在で累計２８万食を突破し、経済効果は１５億円を超えています。
今年５月から公募された「日南市公認ご当地グルメ」は、①日南市の地元食材を用いること、②他にはない独自の名称や調理方法があること、③長く日南市内の店舗や家庭で食され、広く市民に親しまれていること、④日南市を訪れた観光客などが食べたり購入できることの４つの認定事項が含まれています。
市から公認を受ければ店舗に認定証が渡され、市が発行するパンフレットなどでの紹介や、のぼり旗やポップなどでのＰＲに上限５万円の補助があります。 日南市公認ご当地グルメは今回の認定と合わせて４件の応募があり、残り３件は内定となっています。
髙橋日南市長は「日南一本釣りカツオ炙り重は12年を迎え、これからという期待感がある。全国にカツオ炙り重が定着して広まってほしい」と期待していました。
今回の認定を受けて谷村会長は「新型コロナウイルスの影響で厳しい状況ですが、これを機に提供店舗一丸となって頑張っていきたい。市から協力をいただいてどんどん発信をして広まってもらうことが一番だと思います」と話していました。
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