地元の特産材・飫肥杉(おびすぎ)で出来ている木造の帆かけ漁船「チョロ船」に日南市立油津小学校の6年生39人が乗船体験しました。 児童たちは保存会から漕ぎ方を教わりながら、ゆっくりと堀川運河を500メートル往復しました。
1955年頃まで近海カツオやマグロの漁で活躍した「チョロ船」の全長は、およそ8メートル、重さは約1トン。 2000年に入って4艘復元され、現在は油津チョロ船保存会が2艘管理しています。
▽初めて乗船をした児童は「ゆっくり行くところと揺れるところが楽しい」「マグロとかトビウオを捕っていたのがすごいと思った」「けっこう力が必要なところが難しかった。チョロ船の歴史と魅力を感じました」と話していました。
児童たちは、体験授業を通して地元の歴史や文化にふれていました。
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