まちなか文化祭の吹き流しを飾り付け

 7月3日に開催延期となった「国文祭・芸文祭みやざき2020」のパートナーシッププログラム「まちなか文化祭」を盛り上げようと油津一番街商店街のアーケードに吹き流し32本が飾られました。 まちなか文化祭主催の日南まちづくり株式会社(代表取締役・日髙章太郎)や自治会など約20人でおよそ1時間かけて、高さ約5メートルの位置に設置。

 飾り付けは今回で3回目となり、地元の福祉施設や小学校が紙やビニールなどを使って制作。 吹き流しは直径約60センチ・長さ180センチ程あり、中には大きな短冊に願いごとを書いてあるものも。

 桜ヶ丘小学校6年生の児童たちが1ヶ月程かけて制作をした吹き流しには、お花紙で校章を入れています。 飾り付けに協力した湯浅久遠さん(11歳)は「商店街での活動は初めてで楽しかった。吹き流しを作るのがすごく大変だったけど、油津の町にも貢献することができた。文化祭が盛りあがると良いです」とコメント。

 油津の堀川夢ひろばを中心に行われるまちなか文化祭は、ワークショップや作品展、伝統文化などを巡って楽しむイベントで9月4日~12日まで開催される予定です。

 日南まちづくり株式会社・水元薫さん「新型コロナウイルスの影響もあり商店街に人が少ないですが、飾りを観に来たいという声が少しずつ寄せられています。商店街に来ていただいて活性化につながり国文祭が盛りあがれば良いと思います」と話していました。

 今回飾られた吹き流しは9月8日まで展示されます。 後半には入れ替えた吹き流しと合わせて市内の小学生が作るペットボトルの風鈴などの飾りが加わり9月8日~10月27日まで展示されることになっています。

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