建築基準法で不適合とされる所が１００か所以上見つかり、２０２１年４月から営業を休止している日南市の温泉宿泊施設「サンチェリー北郷」の再開方針が明らかになりました。
８月３０日に行われた全員協議会で髙橋市長は「第三次日南市行財政改革大綱等の方向性や各団体からの要望を踏まえ勘案した結果、現施設を解体して民設民営で行うことが適当」と議員に説明。
既存の施設を改修する案、解体して公設で建て替え案、民設民営で建て替え案、別の場所へ民設民営で建て替えてその後既存の施設を解体する案で再開方法を検討。
市民や事業者などのヒアリングをした市は、民間の活力を導入することで、築４０年経過で老朽化した施設の改修及び維持管理に係る財政負担を軽滅して経済の活性化を図りたいとしています。
▽議会から具体的な内容を求められたことについて髙橋市長は「まずは方針を決めて議会と市民の方へ公表するべきと今日の説明に至った。9月の議会に解体費用や補助の支援額、スケジュールなど示す方向」とコメント。
今後、公募条件やプロポーザルによる選定についても検討されます。
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