日南線を大切に 南郷小児童が手作りカレンダー贈呈

日南線を大切に 南郷小児童が手作りカレンダー贈呈

 日南市立南郷小学校(矢野根育代校長・全校児童314人)鉄道クラブの児童23人が制作したカレンダーと絵はがきの贈呈式が3月17日、JR日南線の南郷駅でありました。

 南郷小学校鉄道クラブは2018年に発足。 おもに列車や建物の模型制作、シミュレーターを使った運転体験、日南線の啓発活動や今年で3回目となるカレンダーづくりなどを行っています。

 クラブ活動の時に5〜6時間ほどかけて制作した月めくりのカレンダーは2022年4月から2023年3月分で、市内を走る日南線を児童たちが四つ切り画用紙に1枚ずつ描きました。 

 ▽鉄道クラブ部長の工藤煌梨さん(きらり・6年生)は「去年の台風で日南線が来ないときは心配したが、汽笛が聞こえたときはクラブみんなで喜びました。一人でも多くの人が日南線を大切に思ってくれて、いつまでも走り続けてくれる鉄道であってほしい」とあいさつ。 

 カレンダーと絵はがきはJR日南線利用促進連絡協議会と日南市教育委員会、JR九州宮崎総合鉄道事業部へ贈呈され、連絡協議会の委員を務める髙橋日南市長は「みなさんの想いがこもったカレンダーありがとうございます。九州の中で3番目にお客さんが少ないのは日南線ですので、利用促進に協力していただきたい」とコメント。

 ▽南郷小学校・渡木康文教諭(59歳)は「コロナ禍の影響で贈呈式が延期となり実現できてホッとした。利用客が少ないので日南線に乗ってもらえないかということで、2014年から私が福島小学校の時にカレンダーを作り始めた。鉄道の魅力を子どもたちと繋いでいきたい」と話していました。

 贈呈されたカレンダーは原本2部と複製3部で、このうち南郷駅と飫肥(おび)駅、志布志駅に掲示されることになっています。

日南線を大切に 南郷小児童が手作りカレンダー贈呈

日南に関する情報募集

 日南テレビ! は、あなたが知っている情報を募集しています。どしどしこちらまでお知らせしてくださいね。

日南の特産品がネットショップで買えます!

日南テレビショップ(Yahoo!ショッピング)

Translate »