宮崎県総合防災訓練で津波避難訓練を実施

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 東日本大震災を教訓に地域住民が避難方法・経路・場所などについて考える機会として日南市内沿岸部でも津波避難訓練が実施されました。

 想定として、5月22日午前9時に高知県沖を震源とするマグニチュード8.5の地震が発生し、宮崎県各地で震度5弱~5強を観測。緊急地震速報を発表するとともに大津波警報が発表され、津波の高さは6メートル、津波到達予定時刻は9時15分。

 防災行政無線の緊急地震速報と大津波警報が流れると、各避難場所では市職員や消防による避難誘導が開始され、油津地区(園田・瀬貝・木山)では住民約800人が県立日南病院の高台に避難しました。

 避難場所では避難状況の確認や本部への報告がされ、避難住民には津波避難の心得のプリントが配布され、訓練は終了しました。 避難した住民は「本当の時は電柱など倒れ障害物があって、車椅子の人が自由が利かないから日高台に来られるか心配」と話していました。 油津自治会長の田吉豊さんは「園田団地の方も年寄りが多くて、(屋上に)上がりますと連絡があった。訓練はうまく行ったと思います」とコメント。

 大地震や津波が来た際に、高齢者がいかに早く安全な場所へ避難できるかが課題となりそうです。




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