旧酒谷中学校の利活用で社会福祉法人設立


 日南市では8年ぶりに社会福祉法人が設立されます。 4月に登記申請をするのは酒谷地区で設立準備をしている「社会福祉法人 せせらぎ」です。 市役所では髙橋日南市長が代表者に設立認可書を3月28日に交付しました。

 2016年に閉校した旧酒谷中学校のグラウンドに平屋建ての有料老人施設が2022年7月頃、建設が開始されます。 旧酒谷中学校の利活用は2018年3月に募集をして以降2件の相談があり、去年業者の選定を行いました。

 閉校した学校の中では最も広い校舎(延床面積2,133㎡)の利活用を計画していましたが、老朽化で基準に満たしていないなどの問題がありました。

 校舎の一部の利活用については、酒谷地区と中学校の歴史を紹介したり、地域の人が使える会議室、緊急時の避難場所として、地元のNPO法人が計画しています。

 老人施設の利用者は最大39人、職員は35人の雇用を予定。 現在、酒谷地区にはデイサービスが1件あるのみで、地域福祉の向上に期待されています。

▽社会福祉法人せせらぎ設立準備委員会委員長の大磯忠夫さん(83歳・会社経営)は「地域のみなさんの強い要望であったので、責任を持ってこれから取り組んでいきたい決意です。環境に力を入れて入居しやすい施設づくりに努めたい」と話していました。

 社会福祉法人せせらぎは、特別養護老人ホームとショートステイの事業開始を2023年4月に予定しています。

日南に関する情報募集

 日南テレビ! は、あなたが知っている情報を募集しています。どしどしこちらまでお知らせしてくださいね。

日南の特産品がネットショップで買えます!

日南テレビショップ(Yahoo!ショッピング)

Translate »