2023年3月末に完成予定となっている日南市役所新庁舎の建設工事現場が報道陣や市議会議員、市の職員に公開されました。
2021年7月から建設が進められている新庁舎は震度6強の地震で倒壊の危険があった旧本庁舎と議会棟を解体した場所に建てられており、総事業費は44億円(税込)を見込んでいます。
新庁舎は鉄筋コンクリート造り地上3階建てで、建築面積は2316平方メートル。基礎工事の進捗や、建物の柱の下に設置される「免震構造」の説明がありました。
市の説明によると、免震構造は40基設置。このうちゴムの中に円柱の鉛が入った装置など3種類が使われています。 大きな地震の揺れが直接建物に伝わりにくく、建物が倒壊しないように摩擦によって地震の揺れを抑える装置です。
▽日南市役所・財産マネジメント課の山口勝也さんは「南海トラフ級の大きな地震が起きたときでも、崩れない倒れないことを想定して建設されている。より安全な建物ということで今回の免震装置を使ったものを選定。これから大きくなる子どもたちへ残せる建物ができればと思う」と話していました。
工事の進捗状況は、市のホームページに掲載しており、新庁舎は2023年5月中旬に開庁予定となっています。
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