師走の風物詩となっている来年の干支「兎(うさぎ)」の置物づくりが、日南市吉野方の知的障がい者支援施設つよし寮(高橋秀直施設長)で始まっています。
利用者4人と支援員は粘土を伸ばして、ナイフで型取ったあとに組み立て。 乾燥・素焼きをした後、絵付をし、釉薬(ゆうやく)をかけ、1200度で本焼き。 この日はガス窯から取り出してヤスリをかけるなどの作業をしていました。
今年の干支の置物は、灰色とこげ茶色と深緑の3色で、大きさは高さ8センチ程。 1982年から作り始めた置物の楽剛焼(らくごうやき)は、今年で40年目の節目ということなどからデザインは職員や利用者で考えて、9月下旬頃から制作に取りかかったそうです。
▽生活支援員の長友豊さん(42歳)は「来年もみなさんに良い年が迎えられるように上を向いていければという思いでデザイン。兎年にちなんで躍動感のある年にみなさん迎えてほしい」と話していました。
今年はおよそ300個が制作される予定で、つよし寮では1個500円(税込)で県内外に販売をしています。 利用者と支援員が想いを込めて、年内まで楽剛焼の制作に励みます。
△歴代の置物たち(左から古い順)
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社会福祉法人つよし会つよし寮
〒889-2513 日南市大字吉野方5655-4
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