日南市細田地区の農業ハウスで栽培された「せとか」が旬を迎え、収穫が行われています。「せとか」は、果汁の多さや、上品な香りが特徴で「 柑橘類の女王」とも呼ばれています。
このうち、南さんのハウス10アールには「せとか」の木100本が植えられ、色づきや大きさを確認しながら、家族や従業員3人で収穫作業に追われていました。 長いトゲがあるため収穫にも一苦労。 このハウスでは1日で600キロ程、収穫しました。
▽16年せとかを生産している南万雄さん(67歳)は「台風14号の影響を少し受けてキズが多い感じですが、糖度・酸も程よく抜けて良いせとかが出来ていると思います。柑橘では女王と言われるぐらい重宝されているが、一般の方にも食べてもらえるとありがたい」と話していました。
JAはまゆうによりますと、日南市内では11戸の農家が生産しています。「せとか」の収穫は3月下旬頃まで行われ、宮崎県内を中心に出荷されるということです。
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