日南のかつおを取り入れた新しい特産品の開発として「かつお入り魚うどん(仮称)」の試食会が開かれ、市の関係者や飲食業者などが集まりました。
1年程前から商品化に向けて開発しているのは、日南市南郷町出身のお笑い芸人チキンナンゴーと、2人の同級生が務めるホテル丸万の料理長・松尾禎久さん。
日南市の郷土料理である魚うどんは、戦時中に主食が不足していた頃、代用食として魚のすり身に片栗粉や塩を加えて麺状にしたもの。 かつおの入ったうどんは、地元で水揚げされたかつお50%・タラなどの白身魚50%を配合。
▽試食をした飲食店経営者は「グルテンフリーで美味しかったです。魚嫌いな子供など多くの人に食べてもらえると良いです。新しい郷土料理になることを期待しています」とコメント。
▽髙橋日南市長は「魚うどんは市場に出ている商品なので、ネーミングや成分などの内容の違いを工夫して売り出すことでオリシナルの商品になっていければ嬉しい」と話していました。
宮崎県住みます芸人としても活動するチキンナンゴーは、日本農業遺産(農林水産省)に認定された「日南かつお一本釣り漁業」のアンバサダーを務め、2022年2月にかつお一本釣り漁を船酔いと戦いながら1週間体験。 より日南らしいうどんを作って日南のかつおをPRするために奮闘している。
▽チキンナンゴー・山下翔大さん(36歳)は「手応えはあったけど、試食会をすると麺の形状を変えるなどいろんな課題が見えてきた。さらに良い商品にしたい」 ▽チキンナンゴー・ぶぎーさん(36歳)は「改めて商品化って難しいと感じました。ほかの魚うどんとの差別化をして、見ただけでも買ってもらえるようにしたい」と話していました。
チキンナンゴー・ぶぎーさん(左) チキンナンゴー・山下翔大さん(右)
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