日南市木山にある専門学校、宮崎福祉医療カレッジの卒業式が３月１０日に開かれ、卒業生４８人が巣立ちました。 新型コロナによる影響が落ち着きつつある中、今年は保護者を招いての卒業式となりました。
式典では介護福祉学科と社会福祉士学科、それに福祉総合学科のスポーツ福祉コースの生徒へ学校長から卒業証書が一人一人に授与されました。 飯干賢校長が「卒業誠におめでとうございます。卒業後も地域共生社会の実現に向けて活躍してくれることを期待しています」はなむけの言葉を贈りました。
▽宮崎県内の介護老人ホームへ就職するベトナムからの留学生・グエン・ティ・ミー・ニョーさん（35歳）は「学校でいろんな技術を身につけることができた。やさしい介護福祉士になりたい」とコメント。
▽社会人野球で梅田学園に進む・篠原陸矢さん（20歳）は「大分から宮崎に来て最初は不安だったけど、ここで2年間しっかり野球が出来て次のステージに進めることを嬉しく思っています」と話していました。
卒業生の進路は現在、約半数以上は県内へ就職するということで、介護福祉は県内が中心、スポーツ福祉コースは社会人野球や県外の企業などの道に進みます。
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