刃物を持った不審者対応の訓練


 日南市立榎原小学校(花園裕子校長・全校児童28人)で不審者が侵入した訓練が5月31日に行われました。 警察署員が不審者役になって行われた訓練は、学校へ無断で侵入した不審者が発見されたことを想定。

「訓練です『いかのおすし※』が小学校玄関に届きました」 子ども達がパニックにならない内容で、校内放送が流れたと同時に、体育館へ避難しました。

 職員の呼びかけに応じない不審者は、刃物を突き出して職員へ襲いかかろうとします。 職員2人で刺股を使って抵抗しようとする不審者をけん制。 不審者が確保されたことの報告があり、日南警察署から訓練についての話がありました。 

▽花園校長は「あいさつができる人のことを地域の人は「あの子はいつもあいさつしてくれる」と気にかけてくれます。だから安全に過ごすことができる。あいさつをこれからも続けて自分の命は自分で守ってほしい」と話しました。

▽4年生「恥ずかしがらずに、他の人にもあいさつをしたい」 ▽6年生「不審者が来て怖かったけど、本当に不審者が来たときは落ち着いて対処したい」と話していました。

 このあと、日南警察署から刺股の特徴や使い方について説明があり、職員たちは使い方などを確認していました。

▽刺股の使い方について日南警察署・生活安全課の児玉尚仁警部補「刺股で顔や足を狙ったりその場に留める。駆けつけた別の職員が膝を狙って倒す」と説明。 

宮崎県内での声かけ事案は2022年は474件で、減少傾向とのことです(昨年同期-81件)。

※「いかのおすし」・・・行かない、乗らない、大きな声を出す、すぐに逃げる、知らせる(警視庁の考案による防犯標語)

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