日南市内の小学校では6月からプールの授業が始まっています。 このうち山間にある大窪小学校(椿本幸恵校長・全校児童5人)では、今年は学校のプールが老朽化のため使用できなくなっています。
▽酒井敦教頭「壁に亀裂が入っているところから水が漏れてしまっていてこれ以上水が溜まらない。プールサイドも補修した跡なんですけど、多分砂とか土が埋めてあったのが水で流れてしまっていて陥没している」と説明。 日南市の話しによると、今年度の復旧の見通しはたっていないということです。
子どもたちは学校から5キロぐらい離れた、細田小学校のプールへ移動しました。 昼休みの時間を使って移動してるため、プールの授業は通常の45分授業で行っているとのことです。
この日の気温は27℃・水温は28℃。 初泳ぎをしたのは4年生2人、5年生3人の全校児童5人。 はじめに椿本校長から「細田小の協力で水泳ができます。感謝しながら楽しく泳ぎましょう」と話があり子どもたちは、水しぶきをあげながら楽しんでいました。 宝さがしや鬼ごっこなどで水に慣れたあと、どれだけ泳げるかを確認していました。
▽5年生は「泳げたので楽しかったです。去年は平泳ぎをしたので、次はクロールで頑張りたい」「クロールで50m泳ぎたいです」「去年75m泳いだので今回は100m泳げるように頑張りたい」と話していました。
大窪小学校のプールの授業は1学期終了の7月中旬までで、細田小学校と合同でプールの授業も行われるそうです。
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