海の宝石ともいわれる「ウミウシ」の写真展が、日南市生涯学習センターまなびピア（木山2丁目）で開かれています。
今回初めて写真展を主催したのは、宮崎ＳｅａＱｕｅｅｎ南郷ダイブセンター。 日南市南郷町の大島周辺で見られるウミウシ６６種類およそ９０点が展示され、５人のダイバーが２０２２年から撮影したものです。
ウミウシは英語では海のナメクジと呼ばれる軟体動物の仲間で、自分の体に精子と卵子を持つ雌雄同体。 頭にある触角が牛の角のように見えることが名前の由来で、その形態や生態、食性などは千差万別だそうです。
大島周辺の海底５〜１５メートルほどに生息するウミウシは、岩の陰などに生息するため、水中ライトや拡大鏡で探し撮影するのにも一苦労。 直径０.５センチの「サンカクウミウシ」や、大きいもので１２センチほどある「ミカドウミウシ」などの写真が展示され、訪れた人たちは色鮮やかなウミウシとその生態に興味を示して観ていました。
▽オーナー・インストラクターの吉田茂さん（72歳）は「写真展を通じてウミウシの不思議な生態を知ってもらいたい。夏休みで子ども達の自由研究にも面白いと思います。南郷の海の美しさを再確認してもらえたら良いです」と話していました。
南郷の海で見られるカラフルなウミウシの写真展は、７月２１日（金）〜８月１日（火）まで。
お問い合わせ
宮崎ＳｅａＱｕｅｅｎ南郷ダイブセンター
tel.0987-64-2088
https://www.seaqueen-diving.com/
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