宮崎駅から鹿児島県の志布志駅を結ぶＪＲ日南線が、今年度で全線開業６０年を迎えたことを記念し、記念エンブレム付きの記念列車が１０月２８日に運行しました。 エンブレムは、きらめく海やヤシの木など南国情緒あふれる車窓の風景を取り入れ、笑顔のようなデザインとなっています。
志布志駅では出発式が午前７時頃に行われ、関係者や乗客など、およそ１００人が集まりました。 ＪＲ日南線利用促進連絡協議会長の志布志市長代理として ▽志布志市・溝口猛副市長は「今後も生活に必要不可欠なJR日南線の存続に向けて、県・沿線市とより一層の連携を深めながら利用促進を取り組んでいきたい」とあいさつ。
協議会が制作したエコバッグやバッジなどのノベルティグッズが記念列車に乗車した先着６０人にプレゼント。 エンブレム付きの記念列車は当日のみ３便限定で運行され、朝早くから乗客たちは写真を撮っていました。
▽鹿屋から訪れた人は「今日は別府まで行くんですけど、列車で行こうということで、たまたまこの日に」
▽志布志市民は「普段は利用しないけどバドミントン行くときとかに使っています」「日南線あっての志布志でもある。風光明媚で景色も良いでしょ。日本一の国定公園で良いところですから、全国のみなさんに来てほしいですね」とコメント。
協議会では日南線の利用促進を目指して、沿線の市が協力し、取り組みを加速させたいとしています。
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