江戸時代から伝わる門松としめ縄飾り 飫肥城跡と豫章館に設置

江戸時代から伝わる門松としめ縄飾り 飫肥城跡と豫章館に設置

江戸時代から伝わる門松としめ縄飾り

 12月とは思えない暖かい陽気のなか、日南市の観光名所、飫肥(おび)城跡にある大手門と豫章館に、門松としめ縄が飾られ正月を迎える準備が始まりました。

 江戸時代・旧飫肥藩主の伊東家に代々伝わる門松としめ縄は、日南市から委託を受けた地元の造園業者4人が12月15日に設置しました。

 しめ縄は長さ6メートルの竹と、その間に長さ8メートルの竹が横に組まれ、しめ縄は左右の長さが約4メートルあります。 子孫繁栄を願うダイダイやゆずり葉、命の源である米や干し柿などが袋の中に入っており、願いが込められているそうです。

飫肥城跡

飫肥城跡

 しめ縄を取り付けた竹の根元部分には、しいの木の束で固定。 縁起物の松と梅、赤い実のついた南天などを飾った門松。 しめ縄と門松を見た観光客が、一足早く正月気分を味わっていました。

▽神奈川県横浜市から夫婦で観光に来た吉野伸一さん(65歳)は「宮崎には初めて来ました。紅葉と正月飾りが一緒に観られてタイミングが良かったです。門松としめ縄は門構えにして独特な形で興味深いですね」と話していました。

 大手門と豫章館の門松としめ縄は、2024年1月14日まで飾られる予定。 年末・年始の飫肥城由緒施設と小村寿太郎記念館は開館しているそうです。 

豫章館

問い合わせ

小村寿太郎記念館
tel.0987-25-1905

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