野中金右衛門木材市が開催

野中金右衛門木材市が開催

野中金右衛門木材市

 日南市の特産材である「飫肥杉(おびすぎ)」の植林を進め、普及に貢献した旧飫肥藩の藩士・野中金右衛門(のなか・きんえもん)の功績を讃えた「第69回野中金右衛門顕彰記念市売会」が2月20日に開かれました。

 日南市北郷町にある日南製材事業協同組合の敷地には、飫肥杉の丸太およそ5,000立方メートル分が集められています。 椪積みになった宮崎県産の杉は樹齢45年から80年程で、年輪の色や丸太の形、節の数など35種類に分けてあります。

 木材市には県内だけでなく鹿児島県などから、およそ50人の木材業者が買い付けに来て、買い入れ単価を入札書に記入して落札をしていました。 

 宮崎県産の杉は32年連続生産量が日本一。 住宅の着工数は減少している中、バイオマス発電や原木の輸出が増えたことで、今年に入って少しずつ木材単価が上がってきています。

 組合によりますと、この日の最高落札価格は1立方メートルあたり1万6,700円と例年並みで、平均はおよそ1万4,000円となりました。

▽日南製材事業協同組合の河野宗九郎理事長は「消費者に木造住宅を建ててもらうことで、木造需要を上げてもらえると嬉しいです」と話していました。

野中金右衛門木材市

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