日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が発生したことを受けて、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」が8日に発表されて1週間。 地震活動や地殻変動に変化が観測されなかったので、気象庁は15日午後5時で「巨大地震注意」を終了。
終了を受けて今日、日南市役所では災害対策本部会議が開かれ、これまでの被害状況の集約や今後の対応などが話し合われました。
▽会議が終わり髙橋日南市長は「被災された方については、ケガをした方もいるのでお見舞いを申し上げたいと思っております。まだ新たな被災の報告があるかも知れない。一番心配していた水道水の濁りは13日の午前には解消されほっとしている」
▽臨時情報の「巨大地震注意」を受けて「震度6弱のでこれまでに経験の無い地震であった。市の防災マニュアル(日南市地域防災計画)で言えばレベル5の最高の対応をしてきましたので、国の情報として受け止めながら対策本部として精一杯やってきた」
▽観光面で国や県への支援について「地震発生後に宿泊所キャンセルが相次ぎ、主要観光地も例年の10分の1ぐらい観光客数になって非常に心配。今のところハッキリまだ申し上げられないが、観光業の損失を踏まえながら国に支援を求めることもあり得ると思います」
「巨大地震の発生の可能性が残っているわけで、今回の地震を教訓に倒壊しやすい家具の固定とか、水などを含めた備蓄品の確保、やっぱり沿岸部を抱えている私としては避難所と避難経路の再確認を市民に申し上げたい」と市民に呼びかけた。
日南市のまとめでは15日現在で、負傷者は4人、住宅被害は55件、道路やブロック塀などの被害は61件と、生活や観光などへの影響が続いています。
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