卒業生が寄贈したエイサーのサージを身につけて  桜ヶ丘小運動会で披露

卒業生が寄贈したエイサーのサージを身につけて  桜ヶ丘小運動会で披露

桜小エイサー

 日南市立桜ヶ丘小学校(藤元安春校長・児童83人)の運動会では、毎年5・6年生が沖縄民謡エイサーの曲に合わせて「桜小エイサー」を披露しています。

 6年生はエイサーの頭巾「サージ」を身につけて演舞することになっています。長年使い続けて色あせていることを母親から聞いた卒業生の岡部孝俊さん(28歳大学院生)・光汰さん(26歳社会人)が母校へ黄色いサージを寄贈。

 岡部兄弟は小学校から高校まで桜エイサー太鼓で活動していました。 沖縄県に住む孝俊さんは近くの衣装店で子供用のサージ20枚を仕立ててもらい、運動会に間に合うように学校へ贈りました。

 10月27日に行われた運動会の出番の前に、このことがアナウンスがされた。 5・6年生27人は「だんじゅかりゆし〜唐船どーい」など勇壮な演舞を約10分間披露し、保護者や地域の人などから大きな拍手が送られました。

桜小エイサー

▽卒業生の思いがこもったサージを身につけた6年生の長友愛莉さん(12歳)は「新品のサージをいただいた時はとても嬉しかったですが、当日になると応援されているような気持ちになって、練習の成果をすべて出し切れました」とコメント。

▽天気が心配された中で無事に披露できたと聞いた岡部兄弟は「エイサーを楽しんで踊ってほしいという思いで贈りました。当日は観ることができず残念でしたが6年生の思い出となるエイサーをお手伝いすることができて嬉しく思っている。今後も運動会伝統の演目『桜小エイサー』を続けてほしい」と話していました。

桜小エイサー

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