日南市南郷町の外浦港から出航する「水中観光船マリンビューワーにちなん」のデザインがリニューアルし、3月1日にオープンを祝いました。
2008年から運行をしていた有限会社海洋レジャー企画(樫原宏太郎代表)が昨年11月、外浦漁業協同組合へ観光船の事業を譲渡しました。 オレンジ色だった観光船が色鮮やかなレッドに変更され、年内には待合所のリニューアルも行う予定となっています。
無料乗船会が午前の3便のみ行われ、およそ100人の市民らが日南海岸の美しい風景を堪能。 海中に潜水した展望室からは熱帯魚やサンゴを見ることができ、船の中にいながらにしてダイビング気分を味わっていました。
▽乗船会に参加した地元の30代女性は「自分の子供の時に乗ったのを子供たちと乗れて楽しいです」
▽80代夫婦は「宮崎県は自然がいっぱいだから、都会の人にも宣伝したら良いんじゃないかなと」とコメント。
とんびが餌をめがけて急降下してくる様子を体感。
▽10代男性は「近くで見ることがないので、とても迫力があっていいなと思いました」とコメント。
▽外浦漁協組合長の小玉秀明さんは「サンゴの群生や熱帯魚もたくさんいて、今後マリンビューワー日南が発展するように、ぜひお客さんに来ていただきたいというのと、私たちもPRをしていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします」と話していました。
運行時間は約45分、乗船料金は大人2,400円、小人1,200円(団体割引あり)、定員は35人で1日6便の運行となります。
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