ふるさとの企業を知って地元で働いてもらおうと、高校生を対象とした地元企業の合同会社説明会が日南市の南郷ハートフルセンターで6月12日に行われました。
今年で10回目となるこの説明会は県南工業開発地域推進協議会とハローワーク日南が合同で毎年行っているもので、日南市と串間市の高校2・3年生およそ200人が参加。
サービス業や建設業などの企業48社が集まり、生徒たちは事前に検討していた3つの企業のブースを25分ずつ回り、企業から説明を受けてメモをとるなどしていました。
▽説明会に参加した日南学園高校2年の松田光斗さん(16歳)は「地元民でも知らない企業の話を聞けたので良かった。接客業の仕事も魅力的で良いと感じました」とコメント。
▽日南海岸南郷プリンスホテル管理チーフマネジャー・奥野仁基さんは「2年生と3年生によって勤務先の好みが違うようなので、地元と県外の施設などの説明に心がけて対応した。毎年地元からも採用しているので、先輩との相談しやすい環境を続けていきたい」と話していました。
日南市のまとめによると、2024年度高校を卒業した人のうち市内で就職した割合は36.7%で、この数年でやや上昇傾向になっているとのことです。
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