9月10日未明、日南市宮浦の大浦漁港付近で、イセエビ漁をしていた漁船が浅瀬に乗り揚げました。乗船していた船長にけがはありませんでした。
宮崎海上保安部によりますと、乗り揚げたのは漁船「寿丸」(4.8t)で、70歳の男性船長1人が乗っていました。
寿丸は10日午前1時ごろ、イセエビの刺し網漁を行うため鵜戸漁港を出港し、事故が発生した海域付近で漁具を回収していました。
3か所に入れた漁具のうち、2つ目を回収したところで雨が降り始め、船長がイセエビの掛かった漁具にシートをかぶせる作業をしていた際、浅瀬に乗り揚げたということです。

船長は自力で陸に上がり、知人の車で鵜戸漁港へ移動したあと、午前3時26分ごろ、118番通報しました。命に別状はありません。
事故後、海上では燃料油の流出があり、船内に残っていた燃料油はバキュームカーですべて回収し、これまでに漁業被害などの情報は入っていません。
漁船はロープで流出を防ぐ措置が取られていて、船体の撤去について漁協と業者が調整しています。
日南市漁協によりますと、当時、波浪注意報は発表されておらず、現場は通常であれば漁船が浅瀬に乗り揚げるような場所ではないということです。
宮崎海上保安部が、事故の詳しい状況を調べています。




