日南市の油津港で救命胴衣の訓練が10月2日にありました。
これは、宮崎海上保安部が漁船海難防止強調運動に合わせて実施したもので、市内から漁業関係者(およそ50人/7団体)が参加しました。
はじめに、宮崎海上保安部・安尾部長は「救命胴衣を着けているか着けていないか、携帯電話を肌身離さず持っていて直ちに118番に連絡するか、最悪の事態を防げるか大きく変わってくる実績もある」と話しました。
はじめに救命胴衣の取扱方法について説明がありました。
訓練では航行中の船から、救命胴衣を着用した人が落水したことを想定。 そして落水した人は、巡視船さつきによって救助されました。
海上保安庁によると、去年、漁船海難事故においてライフジャケットを着用して助かった人は全国で68人、着用していない人は159人(うち死亡69人)いました。 宮崎海上保安部のまとめでは今年現在、宮崎県内で5隻の海難事故が発生。
訓練に参加した人は「普段ライフジャケットの着用がいかに重要か、着けているのと着けていないのとでは、命の危険性があると思う。漁協でもしっかりと業者の方に訴えていきたい」と話していました。
漁業関係者は救命胴衣の大切さを確認していました。
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