小学生 飫肥の天ぷら作り

小学生 飫肥の天ぷら作り

 飫肥(おび)小学校の6年生54人の児童が日南市の郷土料理である飫肥の天ぷらを作ります。 豆腐や味噌、魚のすり身などをまぜ合わせて作る飫肥の天ぷらは、江戸時代から伝わる料理です。

 6年2組の児童たちは、地域コーディネーターの人から指導を受けながら、木綿豆腐をカットして水切りをします。

 地元で獲れたシイラのすり身に、溶き卵・しょうが・味噌・砂糖・片栗粉などを混ぜます。 よく磨り潰してから小判型に形を整えていきます。 この時手に少し油を付けると、手に付きにくくなります。

 お店の見学をして学習した甲斐もあり、手際よく作っています。 そして130度位のやや弱火でゆっくり揚げます。
 作ってみた児童は「ふるさとの味が知れて嬉しかったです」と話していました。

 日南市内の小学校では、ふるさと学習の一貫で郷土料理を毎年作っているそうです。



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