大型クルーズ船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」初寄港


 アメリカのロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運航する、大型クルーズ船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」が8月16日、油津港へ初寄港しました。 2014年11月に就航したばかりのクァンタム・オブ・ザ・シーズは、全長348メートル・全幅41メートル、重さ16万7800トンもあります。

 上海・広島を経由した乗客乗員およそ5600人を出迎え、着岸に合わせてエイサーの披露。 クルーズ船を一目見ようと市民も港へ訪れています。

 船内ではセレモニー・が開かれ、河野宮崎県知事や﨑田日南市長などが参加。
ソーレンセン・ヘンリック・ロフト船長は「今日は4千人を超えるお客様が宮崎を堪能していることと思います。また近いうちに寄港して皆様とお逢いしたいと思います」とあいさつ。

 客室はなんと全部で2090室あり、外観を見ると高層マンションのようです。
報道陣に船内が公開され、270度の展望を楽しめるラウンジ「TWO70°」は540人収容が可能です。 ロボットバーテンダーが好みに合わせてカクテルを作るのは世界初。 タブレット端末でオーダーをとります。

 イギリスのカリスマシェフ、ジェイミー・オリバーの手がけるレストランもありました。
海上約90メートルからの絶景が楽しめる宝石型ゴンドラ。 スカイダイビングの体験が出来る「リップコード・バイ・アイフライ」。

 デッキにはプール、サーフィンの体験ができるフローライダーもありました。 リゾート観あふれる、リラクゼーションの空間も。 驚きなのは、高さ約6メートルあるロッククライミング用の壁。 このほか船内では、カジノやシアターなども楽しめます。

 クルーズ船のツアーは、飫肥(おび)城下町や鵜戸神宮、宮崎市内などを周遊したあと19時に油津港を出港し、長崎に寄港して上海へ戻ります。



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