南郷漁協 重油タンク消火訓練

 南郷漁協にある重油タンクで火災を想定した消火訓練が、危険物安全週間にあわせて6月8日に行われました。

 訓練は南郷漁協の重油タンク1基(950㎘)からの出火を想定。
重油タンクを管理をする宮崎県漁連の従業員が119番通報します。 そして消火栓ポンプで初期消火にあたり、駆けつけた消防隊が泡消火をしました。 消火作業で負傷した従業員を搬送する訓練もありました。

 訓練には、日南地区危険物安全協会や漁協など、およそ50人(市内5団体)が参加し、水消化器の取り扱い方法の指導がありました。

 日南市消防本部の田中謙一消防署長は「みなさん真剣に取り組まれていた。各職員の受け持ち・活動など、有事の際には大変参考になったのではと思います」と講評。 ▽訓練に参加した宮崎県漁連の久島通弘所長は「毎年1回ずつ部分訓練と総合訓練をやっていますが、火災が起きた時も今日の訓練を活かして、通報やケガ人の対応など一連の流れを確認ができた」と話していました。

 日南市消防本部によると、港での大規模な火災は、これまでに発生していないということです。






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