外浦港 カツオ船が出港

 カツオ一本釣り漁獲量日本一を誇る日南市。
南郷町にある外浦港では、大型のカツオ漁船の乗組員20人が、朝から漁の準備に追われていました。

 出港に縁起が良い満潮の時間に合わせて、港では家族や友人たちが見送りに訪れていました。 2月中旬までには、外浦港に停泊しているカツオ船7隻が出港する予定です。

 第七十八福徳丸の船頭・河野功さん(50歳)は「去年遅かった分早く出ようという気持ち。去年の水揚げよりも挽回できるように頑張りたい」 ▽燃油価格が高騰している中の漁について「遠くには走りたくはないんですけれど、今の時季は、南方の方に行かないと水揚げできないと思うので走らせます」と話していました。

 御神酒やカラフルな紙テープが、家族や地区の人などに配られ、見送りの準備。 そして午前11時半頃、漁船は大きな大漁旗をなびかせて、 東沖の漁場へ向かいました。

 ピストン航海の漁は約7日~10日程で、釣ったカツオは主に関東や関西方面などに出荷され、11月頃までカツオ漁が続きます。

 外浦漁協によると去年のカツオ一本釣り漁の総水揚げ量は約4686トン。総水揚げ高はおよそ15億8500万円となっており、一昨年より885トン(約4.8億円)減少しています。

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