日南海岸を通るドライバーに安全運転を促す看板が３月２０日に設置されました。 私有地に看板を設置したのは、地域おこしグループ「鵜戸倶楽部」で、地域を創る交付金事業を活用して制作しました。
日南市の特産材・飫肥（おび）杉製の看板は、縦およそ１メートル・横２メートル程あり、デザインやメッセージは日南高校の美術部と書道部、日南学園の美術部、鵜戸小中学校の児童生徒が自ら考えて描きました。
このうち鵜戸小中学校が描いた内容は「スマホ（携帯電話）じゃなくて前を見て！」。設置された看板を見た鶯巣（おうさ）自治会長・伊比井豊次さん（74歳）は「車が通るときに看板が見えるから、ドライバーは気をつけて運転してもらえると良い。今の時代に合った内容を子ども達が描いてくれて嬉しく思っています」と話していました。
新たに看板が設置された場所は国道２２０号の３カ所。いずれもカーブに差し掛かり事故が起きやすい地点で、伊比井地区と小吹毛井地区。大浦地区は１０年以上前にあった看板と交換されました。
警察のまとめによると、日南市管内で２０１８年の交通事故は２６５件、今年に入って５６件（うち１人死亡）発生しています。
写真左より 鶯巣自治会長・伊比井豊次さん、大浦自治会長・泉昭信さん、宮浦自治会長・白方繁則さん
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