飫肥の古民家 旧小鹿倉家について記者発表

飫肥の古民家 旧小鹿倉家について記者発表


 日南市飫肥(おび)を代表する古民家のひとつ「旧小鹿倉家(こがくらけ)」の保存と活用をする、株式会社Nazuna(なずな/滋賀県野洲市)が、事業概要の説明や商店街の回遊性を高める事業について会見をしました。

 京都などで宿を経営する株式会社Nazuna代表取締役社長の大門真悟さん(31歳)は「そのままの部分を残しながら改修をして、食事と露天風呂のついた旅館を運営する。飫肥商店街の紹介や一般客を受け入れられる施策をしたい」と話しました。 

 旅館には5組・最大16人が宿泊でき、料金は1泊1室3万5千円相当で、県外・海外からの客層を想定。北郷温泉から協力を得て、タンクローリーで温泉水を運んで温泉に入れるようにしたい考えです。

 築140年程のこの建物は、2015年に小鹿倉氏から日南市へ寄付されました。敷地面積は2,479平方メートル、延床面積は350平方メートルある物件で、市が10年以上、Nazunaへ年間120万円で貸し、5年間の助成をします。

 総事業費は2億1,231万円あまりで、2019年7月に「商店街活性化・観光消費創出事業(中小企業庁)」の採択で、2/3の補助を受けて旅館の改修と飫肥商店街の街灯を整備します。

 飫肥地区で6棟目となる宿泊施設。工事は今年の10月から行い、2020年3月のオープンを予定しています。

※記者発表の内容をノーカットで配信

 

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