人材育成の支援に役立ててほしいと、本の購入費として１０万円分の寄付が日南市立油津中学校（野脇浩文校長・全校生徒147人）で９月９日にありました。 今回初めて母校に寄付をしたのは、宮崎県内で不動産業を営む清水洋三さん（51歳・1983年度卒業）。
目録と購入した本の一部が生徒代表に贈呈され、お礼の手紙が清水さんへ手渡されました。
贈呈のあと清水さんは「地域に貢献することができて嬉しい。今後も寄付を続けていきたいです。日南から優秀な人材が育ってくれることを楽しみにしています」と話していました。
学校内で文化委員長を務める玉村万葉さん（15歳・3年）は「本を贈呈していただきありがとうございます。これからの人生のためになる本をたくさん読んで肥やしにしていきたい」とお礼を述べました。
寄付を受けて野脇校長は「生徒たちは本に関して親しみを持っている。今年から本校は日南市の読書推進校になっているので、今回の寄付は大変有り難いです」と話していました。
購入された本は人物辞典や図鑑、人工知能に関する本など２５冊で、学校の図書室には「清水文庫」として設置される予定です。
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