西武 JR日南線「ライオンズ南郷駅」がお披露目


 プロ野球・埼玉西武ライオンズのキャップ地、日南市南郷町。 1月に駅舎をレジェンドブルーに塗りあげたJR日南線の南郷駅が「ライオンズ南郷駅」として2月2日にお披露目されました。

 通学で日南線を利用している高校生4人がBCL(Blue City Leo)プロジェクトを立ち上げて、球団やJR九州、地域住民などが協力をして実現させました。

 改装された駅には市民やファンなど500人が訪れ、辻発彦監督、森友哉選手・山川穂高選手・平井克典選手・源田壮亮選手も参加しました。

 この企画をしたのは、球団マスコット「レオ」と同じ名前の岩﨑礼生さん(17歳)で、去年ビジネスプランコンテストで提案をした内容が実現となりました。

▽崎田日南市長は「日南市南郷町がこれまで以上に結束をして目標に向かって進むことのできた半年位だったと感じています」

▽西武ライオンズ・後藤オーナー「ライオンズもBCLプロジェクトに全面的に協力してまいりますので、よろしくお願いいたします」

このあと、辻監督が「昨年温かい声援を本当にありがとうございました。二連覇成し遂げることができました。心から感謝申し上げます。昨シーズンが終わり秋季キャンプを訪れたときに南郷駅がライオンズカラーに変わると聞きました。春のキャンプに来るにあたって、動揺してどんな駅になるか期待して参りました。良いですよね! ライオンズと全面的に出るのが非常によろしいです。 1年間戦う体力を作る土地、南郷でみなさんに愛され応援され、南郷がライオンズの町だとずっと言い継がれるように、どんどん勝ち進み、ライオンズファンを増やし、この駅にも一人でも多くのファンが足を運んでくれるように今シーズンも頑張りたいと思います」とあいさつ。

▽選手会長を務める森選手「駅を初めて見たときにビックリするくらいに驚きました。この駅がレオリューションしたので、自分たちもレオリューションを胸に、日本一を目指して頑張りたい。

▽岩﨑礼生さん「南郷町にとってライオンズは誇れる存在。これからも南郷町全体でライオンズを応援していけるように頑張ります 来年度も次世代メンバーに引き継いでBCLプロジェクトをやっていきたい。これからも応援よろしくお願いします。南郷町もライオンズも波に乗って日本一を目指して一緒に頑張りましょう!」

 岩﨑さんから辻監督へ記念チケットが贈呈されたあと、テープカットをして完成を祝いました。

 塗られた駅の壁は、約220平方メートル。 球団公認で「Lions」のロゴも入っており、ポストまでもレジェンドブルー。 駅構内にはバッターボックスや、去年メットライフドームの改修で出た椅子も。 メットライフドームの空気を感じてもらえる空間となっています。 丸見えだったトイレに暖簾がかけられたりなど細部にもこだわっています。

▽広島から訪れたファンは「かっこいいですね。こういう駅は最高ですね。ずっと残りますもんね」とコメント。

 このほか、選手のサインボールなどが当たる抽選会や、特別列車「伝説を紡ぐライオンズ南郷駅」号が、宮崎から南郷までのチャータ便として運行され、支援をした人、約70人も乗車することができました。 

 駅の改装費や設置費用、イベントにかかる経費は、インターネットで資金を集めるクラウドファンディングや協賛金あわせて570万円ほど集めています。

▽日南線の利用促進にも期待がかかります。JR九州宮崎総合鉄道事業部長・宮野原佳部長は「高校生のみなさんから発案いただきライオンズ南郷駅が実現したわけです。地域のみなさんと共に地域の活性化に取り組むことで、鉄道の利用に繋げていきたいと思います。油津と南郷この2つの駅が赤い駅・青い駅となりましたので、繋いでいただいて鉄道の利用にご理解いただきたい」と話していました。

 西武と日南市が地域活性化を目指して、今後も愛称として「ライオンズ南郷駅」となります。

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