広島東洋カープの春季キャンプが2月1日から日南市の天福球場を中心に始まりました。 平日にもかかわらず、球場には朝早くからファンが詰めかけています。 あいにくの雨のため、雨天練習場で市民歓迎の集いが行われ、選手や監督、それに市民やファンなどおよそ700人が集まりました。
市民を代表して﨑田日南市長が「昨シーズンは、ファンの我々も本当に悔しい思いをしました。ぜひ優勝していただいて、市を挙げてパレードをしたいと思いますので、優勝を目指して頑張っていただきたい」と激励。
ドラフト1位・岡田明丈投手(22歳・大商大高 #17)、宮崎県出身の横山弘樹投手(23歳・NTT #24)らは1軍キャンプでスタートを切ります。
選手を代表して小窪哲也選手会長(30歳 #4)に、広島東洋カープ日南協力会より、みやざき地頭鶏(じとっこ)20キロと、ブランドポークを20キロ。日南市観光協会よりデコポン20キロ。日南市漁協より地どれマグロ1本(30kg)などが贈呈されました。
緒方孝市監督(47歳)は「新たな気持ちで、チーム一丸となって戦ってまいります。もう一度、カープの伝統の野球を復活させるために、昨年のキャンプからしっかりと選手を鍛えてまいりました。今シーズン、カープの戦いは、投手を中心とした守り勝つ野球、そして、接戦を数多くものにするために、1点を取る執念の攻撃で、シーズン通して戦ってまいりたいと思っております。25年ぶりの優勝に向けて、全力で戦ってまいります」と挨拶を述べました。
野手はベースランニングやノックなどに汗を流していました。 雨が止んで、球場ではキャッチボール。
開幕投手と予想されるプロ3年目の大瀬良大地投手(24歳 #14)。キャンプ初日からブルペン入りの横山弘樹投手。ボールの握り方を意識しながら投球をしていました。
そして黒田博樹投手(40歳 #15)が15日、9年振りに日南入りする予定です。
広島県から来たカープファンは「選手との距離が近いので嬉しい。優勝を期待しているので日本シリーズに連れて行ってください」とコメント。
「真赤激(まっかげき)」をキャッチフレーズに、25年ぶりのセ・リーグ優勝を目指して3月25日の開幕シーズンに備えます。
広島東洋カープ春季日南キャンプは、一軍は一次キャンプを日南で2月1日から18日まで、ファームは2月6日から28日まで行います。
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