２０１９年１０月に沖縄県那覇市の首里城が消失したことを受け、井上酒造が那覇市へ寄付をすることを日南市へ報告しました。 日南市と那覇市は姉妹都市として５０年以上の交流があります。
今年１月２０日から７月３１日まで９種類の本格芋焼酎に「首里城復興応援商品」と書かれたラベルを貼って販売した売上金の一部１４０万円と社内での募金５,０９９円が集まりました。
崎田日南市長「2019年の姉妹都市50周年という節目の年に訪問団が首里城を訪れて約2週間後に消失したことで本当に残念な思いです。地元企業が自らこういった企画をしていただき有り難いです。これを機会に市民のみなさまには那覇市との友好を感じた方もたくさんいらっしゃると思う」とあいさつ。
井上酒造株式会社・代表取締役社長の田中範佳さん（65歳）「従業員から何か力になれないかと意見が出て、社内で協議して即やることになった。賛同いただいた消費者のみなさまに対して心より御礼を申し上げたい。ネットや電話などで応援や励ましの声も届いた。復興は見守ることが大事だと考えています。気に留めながら日々の活動を続けたい」と話していました。
集まった募金は井上酒造が那覇市へ直接寄付します。
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