日南警察署は、警察OB団体「宮崎県警友会」と、うそ電話詐欺の被害防止活動に関する協定を締結しました。 日南警察署で10月8日に行われた協定締結式では、日南署の迎修二署長と宮崎県警友会・中村正弘日南支部長が協定書にサインをしました。
この協定書には、地域住民の被害防止のため情報共有や広報啓発、自動通話録音機の設置支援、うそ電話詐欺防止訓練などの取り組みが盛り込まれており、警察署単独でこの協定を締結したのは宮崎県内では初。
宮崎県警友会日南支部長の中村正弘さん(68歳)は「日南市の高齢者クラブやサロンが各地区にあります。警察と一緒に訪問して、うそ電話防止の活動を通して、留守番電話の設定方法や電話に出たときの対応など各地区の警友会と一緒になって、被害者を出さないようにしたい」と話していました。
現在、自動通話録音機は市内で約40戸の希望する個人宅に設置しており、このうち15台分(約24万円)は日南市が支援をしています。
日南警察署によりますと日南市内では2020年1月から9月までの間に、うそ電話詐欺の被害が1件発生しており、自動通話録音機が設置されてからは、被害は発生していません。
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