女子高生に感謝状 迷子の6歳児を保護


道に迷った未就学児・6歳の男の子を保護したことで、日南警察署は女子高校生に感謝状を贈呈しました。 男の子を保護したのは日南学園高校3年の松本朱里さん(17歳)。

ソフトボール部の主将の松本さんは練習場近くの市道で10月13日夕方5時半頃、道に迷っている様子の男の子を発見。 30分程、部員たちと一緒に家を探している途中に、男の子を捜索中のパトカーが通りがかり、警察を通じて男の子は無事に家族の元へ帰りました。 この付近は夜でも交通量が多く、近くには大きな川があります。

▽感謝状を受け取った松本さんは「絶対に迷子だからみんなで声かけに行って家まで届けようと話をしました。これから看護師になっていく上で、良い経験になると思った。感謝状に値する人間になりたいと思います」と話していました。

▽日南警察署・生活安全課長の松村和敏警部は「高校生が未就学児童を適切な行動で保護してくれて事件事故を未然に防いでくれた非常に素晴らしい事案です」とコメント。

警察の話しでは、市内に住む男の子にケガはなく、中平野公民館付近で遊んでいて、祖母が目を離していたすきに、迷子になったのではとみられます。

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