日南市飫肥（おび）。旧藩校の振徳堂で日本文化を楽しむ「おび彩る祭（さい）」が開かれました。 せんぐまきで景気づけたあと、日南市を代表する伝統芸能「泰平踊」を披露。
江戸時代から伝わる泰平踊は毎年、飫肥城下まつりなどで踊られていますが、今年は新型コロナウイルスの影響でまつりが中止となって、この場で披露する機会ができました。
着物ショーには３歳から８５歳の市民ら３０人が参加。 音楽に合わせて縁側のランウェイを歩きました。 中には着物を着た柴犬も！
コロナの影響で今年結婚式を挙げることができなかった高橋さん夫婦。 参加者から祝福してもらい涙するシーンも。。 ▽高橋勇人さん（25歳）・来捺さん（21歳）「来ていただいた人たちに見せられて良かった。日南の人たちにお披露目できて嬉しい」「嬉しかったという気持ちで涙が出ました」と笑顔。
集まった地域の人は「人の賑やかさが懐かしい気持ち」「感染予防もしっかりして楽しめるところは楽しみたいと思います」とコメント。 おび彩る祭実行委員長・井田靖子さん「天気に恵まれてたくさんの人に来ていただいて、ミニ飫肥城下まつりができたかなと思っています」と話していました。
このほか「日南太鼓衆 爽空」の太鼓演奏などで盛りあがり、飫肥城下町ならではの催しとなりました。
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