師走の風物詩となっている来年の干支「丑(うし)」の置物づくりが、日南市吉野方の知的障がい者支援施設つよし寮(高橋秀直施設長)で始まっています。
利用者4人と支援員が、型押しをして組み立てたり、焼き上がった置物にヤスリをかけるなどの作業をしていました。 組立・乾燥し素焼きをした後、絵付をし、釉薬(ゆうやく)をかけ、1200度で本焼きをして完成させました。
干支の置物は、白と茶色と緑の3色で、大きさは高さ7センチ程あります。 元施設長の齊藤洋明さんが作成したデザインを基に、9月始めから石膏で型を作ったそうです。
1982年から作り始めた置物の楽剛焼(らくごうやき)は、今年で38年目。 楽剛焼のデザインの特徴について支援員の長友豊さん(40歳)は「来年は丑年、牛は沈着冷静で我慢強いと言われ、そういった思いの中で来年はゆっくり前を向いて歩いていければとの思いで作っています。コロナウイルス、鳥インフルエンザいろんなことが起こって寂しい年ですけど干支づくりに一生懸命取り組んでいます」と話していました。
今年はおよそ400個が制作される予定で、つよし寮では1個800円(税込)で県内外に販売をしています。 利用者と支援員が想いを込めて、年内まで楽剛焼の制作に励みます。
お問い合わせ
社会福祉法人つよし会つよし寮
〒889-2513 日南市大字吉野方5655-4
tel.0987-25-3911 fax.0987-25-9455
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