建築基準法上で不適合とされる所が100か所以上見つかり、今年4月から営業を休止している温泉宿泊施設「サンチェリー北郷」の補償と賠償について日南市の高橋市長が定例記者会見で発表しました。
補償内容は指定管理者となるNPO法人ごんはると市などが協議をして、備品リース契約の解約金や建物の修繕にかかった費用、再就職の支援金などに2,570万5千円。 このほか施設管理負担金91万7千円、光熱水費69万1千円で、補正予算案として6月議会に提案することにしています。
14日午後に開かれた全員協議会では、是正方法や改修費用などについて議員に説明をしました。 建築基準法に適合させるための改修は屋上個室露天風呂や螺旋階段、増築箇所であるサウナ室などの撤去、客室やロビーの内装改修、非常用照明設備工事、排煙設備工事、エレベーターの改修、バリアフリーやシックハウスへの対応などで、改修費用は約2億から3億円かかる見込みで、築40年以上経ち老朽化している配管や電気設備などの改修は含まれていません。
改修方法や費用について関係者との意見交換を行いながら、再開に向けて施設を改修し再開するか、新たな施設を戸内に建設する案など検討を進めて9月の議会までにはまとめたい考えです。
髙橋市長は「果たして今の建物の改修をやって費用対効果がどうなるかっていうこともありますから、やっとスタートライン。再開を希望する声は市民・議会から3月にあった。再開に向けて準備をしていくことはハッキリ申し上げたい」とコメントしています。
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