日向灘沖で海上自衛隊が機雷の除去訓練と潜水訓練などを行うため、掃海隊群が油津港に11月15日の朝から続々と入港しました。 入港に併せて地元協力会による歓迎セレモニーが16日に開かれ乗組員や市民ら、およそ80人が参加。
日南市を代表して西久保耕史副市長は「心より歓迎申し上げます。空いた時間を利用して日南の豊かな海の幸山の幸や観光を堪能してください」と歓迎のことばを述べたあと、日南サンフレッシュレディと協力会らが花束と地場産品を贈呈しました。
掃海隊群司令の福田達也海将補は「盛大なる入港歓迎行事を実施していただきありがとうございます。毎年日向灘で安定的に訓練ができるのも日南市や宮崎県の深いご理解と支援や協力があるおかげ」とあいさつ。
入港しているのは、全長141メートルある掃海母艦「ぶんご」など17隻。 訓練に参加する隊員は約1,200人。 米海軍からは掃海艇2隻と水中処分員らが訓練に参加する予定。 新型コロナウイルス感染症への必要な対策をしてきており、宿舎は船内となっています。
1992年から始まった掃海隊の日向灘沖での訓練は28回目、日米合同での訓練は今年で20回目となり、11月17~27日までの11日間、訓練が実施されます。
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