飫肥城跡に正月飾り

 日南市の城下町、飫肥(おび)城跡にある大手門と豫章館に、江戸時代・旧飫肥藩主の伊東家から伝わる、門松としめ縄が飾られ、正月を迎える準備が12月17日にはじまった。

 大手門の両脇に設置された高さ約6メートルの竹に8メートル程あるしめ縄が地元の造園業者によって取り付けられた。

 根元部分は束にしたシイの木で固定され、縁起物の松と梅、赤い実の南天やゆずり葉。 しめ縄には子孫繁栄を願うダイダイ、米や炭、干し柿の入った袋が飾られている。

 門松としめ縄を観た観光客たちが、一足早く正月気分を味わっていた。 ▽都城市から観光で来ていた80代の夫婦は「ここの飾りは初めて見た。立派なもんですね。私たちは今年の干支・丑年で来年は素晴らしい年になってほしい」とコメント。

 さらに今年は、城跡内にある松尾の丸には職員が制作した門松飾りが19日に設置される予定。 飫肥城跡の門松としめ縄は、来年1月中旬ごろまで飾られる。

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