「完熟きんかん」の収穫はじまる

 丸かじりでも食べられる「完熟きんかん」の収穫が今年も日南市内ではじまった。 完熟きんかんは木の上で完熟させてから収穫するきんかんで、糖度が16度以上あるものは「たまたま」と言われており、程よい酸味と濃い甘みが特徴。

 1月9日、日南市南郷町潟上の長渡さんの家族やパートら10人が、50アール程あるビニールハウスで、きんかんを丁寧に摘み取っていた。

 JAはまゆうハウスきんかん専門部副部会長の長渡孝二さん(73歳)は「台風の影響はなかったが心配していたのは6〜8月の日照不足。玉伸びが心配していたが9月以降に天気が良くなって、玉も大きいものが7割近くあり品種の良い完熟きんかんが出来上がった。なかなか地元で消費が少ないと思っているので、1月13日が解禁日ですので召し上がってもらい、贈答用で送ってもらえたら尚良い」と話す。

 JAはまゆうによると、今年は9月以降の天候回復で順調に生育して、去年よりも糖度が高く仕上がっているとのこと。 

 完熟きんかん「たまたま」は1月13日に市場へ出荷解禁となり、主に関東や関西中心に出荷。 日南市と串間市での収穫は3月いっぱいまでで、今年度は約470トンの出荷を見込んでいる。

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