広島カープ 春季キャンプ 1軍は2年ぶりの日南(2022)


 プロ野球・広島東洋カープの春季キャンプが日南市でスタートです。 1軍は2年ぶりの日南キャンプ。

 1963年から始まったカープの日南キャンプは今年で60周年。 地区住民が飾った約400匹のミニ鯉のぼりも歓迎。 市民による歓迎式には、選手や監督スタッフおよそ50人が参加。 

▽髙橋日南市長「この地方の小さな都市にあって、広島東洋カープが来てくださることは、野球少年のみならず日南市民にとっても自慢であり誇り。本当に感謝申し上げます」とお礼。 日南市長から鈴木球団本部長へ60周年の感謝状が贈呈。

 新入団選手が紹介された後、宮崎地頭鶏や宮崎牛などの特産品が球団へ贈呈されました。 昨シーズンの優秀選手の表彰として、久里・栗林・菊池に完熟マンゴー太陽のタマゴの目録が贈呈。

▽激励を受けて、佐々岡監督は「60年、長きにわたり大変お世話になり、ありがとうございます。2年ぶりの日南キャンプです。2022年シーズンに向けて、しっかりトレーニングしてまいります。 昨年も悔しい思いをしました。今シーズンこそは皆さんの期待に応えられるよう、そして秋にはチャンピオンフラッグを持って帰れるよう、チーム一丸となって頑張りますので、今年一年ご声援よろしくお願いします」とあいさつ。

▽全体練習を前に堂林があいさつ「1人1人が自分が戦力になるんだと強い気持ちを持って、泥くさく『ガツガツGUTS!』で今年一年戦っていきましょう。最後にはうちのBIG BOSSを胴上げしましょう」と士気を高めた。

 昨年は新型コロナウイルス対策で無観客だったが、今年は有観客でファンサービスは自粛。 まん延防止等重点措置が適用される2月13日までは、宮崎県民のみが観覧可能となっています。

▽球場へ訪れることができたファンは「久々に選手のはつらつとした姿が観られて感激しています」「すごい嬉しいですね。そこの階段を登って選手が見えたときに涙が出そうになった。やっと観られるんだなって。今度は試合がまた観たいです」

 ドラフト1位・黒原拓未(22歳 #24)、そしてドラフト2位・森翔平(23歳 #16)も一軍キャンプメンバーに。

 復活を懸ける12年目のシーズンを迎えた中﨑。プロ4年目、日南市特命大使に任命されたケムナ。宮崎出身の羽月などチーム内のレギュラー争いにも注目だ。

 昨シーズンのカープは不安定な戦いが続き3年連続Bクラスとなる4位。 ガツガツとどん欲に戦うカープの勝利を願って、今年のキャッチフレーズは「ガツガツGUTS!」。

 10度目のリーグ優勝そして4度目の日本一を目指す広島の日南キャンプは1軍が2月13日まで、2軍が28日まで行われます。

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