渇水対策の日南市 超早場米の田植え始まる

渇水対策の日南市 超早場米の田植え始まる

日南市超早場米の田植え

 渇水対策のため日南市内にある日南ダムと広渡ダムで11年ぶりに放流される中、超早場米の田植えが3月12日に始まりました。 田植えを始めたのは、日南市北郷町倉迫地区・渡辺克好さん(70歳)の水田およそ3ヘクタールで、家族4人が作業をしました。

 15センチ程に伸びた「コシヒカリ」の苗を次々と田植え機で植え付けていきました。 ここ1ヶ月近くまとまった雨が少なく水の確保に苦労する中、生産者たちは恵みの雨を待ち望んでいます。

日南市超早場米の田植え

 この日は約3.5ヘクタールの田んぼで作業をした渡辺誠(44歳)さんは「天候が良くて苗は例年にない出来だが、これから雨が降らなくなってくると田んぼに水が足りなくなってくる。ある程度の水は確保できているので雨が降ることを願って管理していきたい。年々米の単価が安くなっているので、より消費者の皆さんに米を食べてもらいたい」と話していました。

 日南市と串間市を管轄するJAはまゆうによると、超早場米の田植えは例年より少し遅いスタートとなりましたが、予定通り3月下旬頃まで行われます。 日南市内は400戸で1,500トン、串間市内は235戸で1,245トンの収穫量を見込んでおり、7月中旬頃の収穫を予定しています。

日南市超早場米の田植え

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