「道の駅北郷(仮称)」の施設運営予定者となっている、日南市大堂津のゴロウ商店株式会社が販売計画をしている試作品の試食会が北郷町地域振興センターで4月12日に行われました。
試作品の試食会で出されたのは南郷産マンゴーのピューレを使った「宮崎牛フルーツビーフカレー」、「地頭鶏フルーツチキンカレー」「日南豚フルーツポークカレー」。 マンゴー果汁5%・10%・15%使用した「フルーツ焼肉のたれ(3種類)」。 缶の容器で持ち運べるいちごのショートケーキをイメージし、北郷産のいちごが入った「かんパフェクリーム」。「いちごチョコクランチ」「いちご生キャラメル」の7種類で地元のフルーツを取り入れています。
商品開発は2021年11月から郷土料理である「カニまき汁」や、温泉水を使った料理などからスタート。 まずは形に出来るものとして今回の試作内容になりました。
試食会に参加した市職員や市議会議員、北郷まちづくり協議会などから「カレーの具は大きい方が良い」「いちごをもう少し多く使ってみるのは?」などの意見も。 アンケートでは日南市を連想できるか、ネーミングやパッケージ、味についてなど1〜5段階の評価をしていました。
ゴロウ商店は今回のアンケート集計を元に、改良を重ね商品開発を進めて2023年夏頃の完成を目指しています。 今後は日南で水揚げされたカツオを使った商品や、北郷小中学校や日南学園高校調理科とのコラボレーションによる商品開発、北郷温泉の粉末入浴剤などを作っていきたい考えです。
ゴロウ商店株式会社・代表取締役の渡辺浩希さん(40歳)は「日南市は畜産や果物も有名で一番料理に合うものがカレーということで開発して試作ができた。自社やコラボで合わせて30品目の商品を作っていき、北の玄関口として活躍していきたい」と話していました。
このほか、活動状況や報告として北郷を代表する桜をモチーフにSDGs(持続可能な開発目標)をイメージしたオープンまでのプレロゴやイメージ映像を公開。 道の駅で販売する生産者向けを対象に、6月8日(水)北郷ふれあい交流センター、6月14日(火)南郷ハートフルセンターで説明会を開催予定(いずれも18時30分から)。
旧北郷町役場跡地に今年秋に着工が計画されている道の駅北郷は、2023年秋に開業を目指しています。
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